リフォーム・新築

リフォーム or 建て替えで迷っている方へ

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中古住宅を買ってリフォームしたいとお考えの方へ

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リフォーム or 建て替えで迷っている方へ

今、お住まいの家を全体リフォームしようか?それとも新築で建替えをしようか?とお客様が迷っていらっしゃる時、全面リフォームと新築では工事費用でどの程度の差があるだろうか?リフォームの場合は要望することがどの程度達成できるか?リフォーム後何年安心して使えそうなのか?
設計者の経験からアドバイスをさせていただいています。

新築・建て替えと全体リフォームの大きなコストの違い

リフォームの場合は、基礎や土台などの費用がかかりません。しかし、昭和56年5月以前の建物だと耐震工事をする必要があります。また、劣化が激しいとそれなりに補修費用がかさみます。
建て替えの場合、解体費用を含む全体の費用はかかりますが、新しい建築基準法の構造で建てられますので安心と安全の快適な生活をご提供できます。

設計事務所が設計する新築・注文住宅の魅力

現在のライフスタイルに合わせて使い勝手のよい平面計画にしやすいですし、夢や思いの実現の自由度がリフォームと比較して格段と違いますので、そこが、満足度の大きな違いかと思います。

設計事務所では、きめ細かなご家族ごとの要望にお応えするために、打合せ期間、設計期間を十分にとって、設計事務所ならではの工夫を提案し、満足度100%となるような悔いのない家づくりを目指しています。日本では、家は3度建てないと満足のいく家にはならないとも言われた時もありますが、従来、多くの家では家に対する知識が不十分な中、家づくりのタイミングに急いで家を大まかな打合せはするものの施工者や設計者にまかせっきりで建ててしまっていたのではないでしょうか?

当社では専門的なことも分かりやすく説明し、お客様のご理解を十分にとらせていただきながら設計をさせていただいております。注文住宅の魅力は、世界にたった一軒しかない家であること。ライフスタイルは人それぞれであり、その暮らしを入れる大切な「箱」である家もまた、住人によってそれぞれが違っているべきなのです。しかし、一般の建売住宅では、事前に間取りが決まっています。その大半はセミオーダータイプ。
カスタマイズ可能と強調されていても、どうしても限界があります。その限界を拭い去るのが、中島建築設計事務所の提唱する「建築家と建てる注文住宅」。まさに一期一家というべき、あなたの理想の住まいです。

リフォームで大事なこと

リフォームにとりかかる時にまずは、既存のご住宅がどのような状態になっているかを知る建築士による現況調査というものが必要です。現況調査では、用途地域など土地の規制に変化はないか?というった規制を調べる建築基準法等法規制調査、また耐震性能を推察するための調査として、確認申請書、検査済証の書類調査。
それが昭和56年5月以前のものか?
新耐震基準で建てられているか?

また、老朽度調査として、基礎、土台、柱、外壁、屋根といった部分ごとの調査があります。それらの調査は建築士が行い、適正に評価することができます。
最近各自治体で助成制度を設けている耐震診断助成事業を使った耐震診断は耐震性能の他、各部の老朽度の調査も含まれていますので、家の現況を知る上でとても有効です。リフォームの訪問販売では建築士ではない営業マンが床下の土台を見たり、簡単に建物の状態を悪い内容として家の持ち主に報告して、リフォームを勧める事例が後をたちません。そのようなことがないよう建築士による現況調査を受けていただきたいと思います。

また、建築基準法では、10㎡を超えた増築工事は自治体に確認申請が必要です。既存住宅の増築の確認申請では、耐震基準の改正で、既存部分の補強設計の仕方がとても複雑になっています。緩和基準も用意されていますが、いろいろなケースごとに設計方法のガイドラインが行政より提示されていますので、当設計事務所ではどのケースで設計を行っていくか十分に検討して、設計を行っております。

耐震基準以外にも大きな制約として、北海道では1階のみコンクリート造でつくった車庫付3階建木造住宅が多くありましたが、以前は2階建て木造住宅と同じ扱いで構造計算をしないで、コンクリート部分を当時行政の提示した鉄筋配筋表にそった設計で良かったわけですが、現在は認められていないので、2階、3階の木造部分に増築しようとするとコンクリート部分、上部木造部分すべてを構造計算をして現行基準に合わせた設計を求められます。現実的に確認申請の伴う10㎡以上の増築はできないということもありますので、注意が必要です。

リフォームと新築のどちらのご相談も承ります

建替えるか?リフォームにするか?難しい判断ですが、費用のこと、耐震性能のこと、建物寿命のこと、ご家族の当面の生活、将来の生活、いろいろなことを総合的に判断していくことになります。

当事務所では、お客様の事情を詳しくお伺いし、建替えの場合はどうなる、リフォームの場合はどうなると、詳しくご説明させていただき、納得のいく判断ができるようアドバイスさせていただいております。費用や物理的性能といったことだけでなく、愛着を持った土地、建物への心情もあると思いますので、そういった心情に配慮したアドバイスにも心がけています。

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