設計のポイント:イメージについて

「設計事務所と建てる家」だからこそ、素敵な空間を作り出します。

中島建築設計事務所では、まずはお客様に「新築であればどのような夢をもって家づくりをしたいのか」
「リフォームであればリフォームの動機は何なのか」から伺い、全体のイメージや各室ごとのご要望、不便に思っている点、改善したい点、省エネルギー、耐震、バリアフリー、断熱、セキュリティーなどについてのご要望などを細かく伺います。

また、ご要望だけではなく「ご家族の構成や年齢、お仕事や家でのご家族の生活時間帯や、日々の食事の様子、お風呂はご家族それぞれがどのようにされているのか。ご来客についてや、ご親戚などが集まる機会、ご家族の趣味や、その趣味関係での会合場所として居間の利用について」などいろいろな現在の生活のご様子、将来の生活についてお持ちのビジョンなども伺います。

この過程には多くの時間を使うことになります。設計者から工夫を込めたより良い生活提案をさせていただくためには欠かせない必要な過程です。 しかし要望や将来ビジョンといっても「だいたいのイメージはこんな感じだけれども具体的にはまだまだ家族でも詰めていない」という方も多いと思います。当事務所では、新築用とリフォーム用の2種類のご要望シートをご用意しております。お客様ご自身でゆっくり考えて記載したり、私の方で聞き取り書き込んだりもできますのでご安心ください。

新築の場合は、坪単価いくらという過去の事例を参考とした標準的な坪単価と要望の床面積で概ねの予算をつかみます。リフォームの場合は過去の経験から外壁張り替え、屋根の形状変更や屋根材の張り替え・塗り替え、耐震リフォーム、給水・給湯設備の更新、断熱リフォーム、玄関・窓の取替、キッチン・バス・洗面カウンターの取替、既存部分の解体、などの工事種別ごとにだいたいの工事予算を積み上げてリフォームの概算予算をつかみご説明いたします。

ご希望予算と概算予算の折り合いがついた時点から設計をスタートしていきます。ご要望に応じて設計案を作成していきますが、図面を見せられても自分の要望がどのように反映されているのかわからないということがあります。正しく設計者からの提案をご理解していただくために図面だけではなく、立体的なパースや、模型などがあるととても分かりやすいものです。

中島建築設計事務所では、このようなパースでお客様のイメージの「建築士と建てる家」を提案しています。この「建築士と建てる家」をご提案することによって、当事務所では、簡易的に手書きパースを書いて理解の助けにしていただいています。「こんな風になるのね。」と出来上がる前は楽しみにしていただいていますし、出来上がった後には「本当にパースのようになりましたね。」と感想を話されたりしています。設計の検討中、パースを見ながら図面では気が付かなかったことを発見して、「ここはこんな風にしてもらいたい」というご意見もいただき、お客様と設計者が対話を重ねながら設計をまとめていきます。

また、部屋と部屋とのつながりや、外観などは模型もまた分かりやすいツールなので、作って見ていただいています。どんなすばらしい提案も、住まい手であるお客様の的を得ていなければ、意味のないものになってしまいます。このように、わたしたちは共感と感動を共有するために、設計、デザインの先が見えて楽しみになるご提案を行っています。

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